よこはましゅっちょう

hideaki102012-11-09

甥っ子の一人が横浜で結婚式を上げるということで、貴重な土曜日ではあるけれど、大事な甥、お店をお休みにして行ってきた。

一泊二日の横浜中華街出張【?】。二か月前に取ったJAL のスーパー先特で往復ざっくり二万円なり、まあかなり安いチケットだわな。日にち&便固定で一切の変更は効かないけど、急に結婚は取りやめました、とかない(オイオイ)と確信して、即購入した。リーマン時代には年間 50本以上JAL利用してて、なんたら会員とかいうので、ラウンジ使い放題、優先搭乗、荷物は一番先に出て来るなど特典が一杯あったけど、今じゃシガナイじゃないイノシカBARの店主兼掃除係、しばらく飛行機とはご無沙汰だったけど、朝5時起き、7:30発の夜討朝駆け便(古い!)、カウンターでいきなりビールというわけにはいかず、朝飯代わりにノンアルコールのうどんをすすってなんとか無事に搭乗した次第。すごい期待してたチャンネル6だか、7だかの落語、もう全く質が落ちてる、情けないくらい面白くなかったぞ!前は笑いっぱなしだったのに。雑誌をめくって、コーシーなんぞ流し込んでるうちに、on time で羽田到着。そのまま京急に飛び乗り、京急蒲田で乗り換え。ここでちょっと横浜方面のホームが分からず一瞬、ん?っとなったけど、同じ方面への乗り換えの人も多いはず、と考え皆さんが行く方向に一緒に行くと、ありました、横浜方面。

この蒲田は【権兵衛】とかいう、吉田類が入り浸っているお店があり、そこのガツ酢味噌が絶品とのことで、今晩来たいなとか思ったけど、まあ、多分結婚式で酔いまくって話にならんやろ、と諦めることにした。雑念を振り払って電車に乗る。急行で即横浜に到着した。駅からはあまり迷わずホテルに着いて、そそくさと礼服に着替えた。大体、行った先で着替えるとかいう場合、過去のあたしはいつもなにがしかの落ちがあってスムースに進んだ事が少ない。以前、威張って礼服着こん
で結婚式に行ってポケットの中に入れたご祝儀を取りだそうとしたら、手に何か違う感触があったので、後ろ向いてそろっと出すと、なんと一週間前に行った葬式の数珠だったり、とか、冷や汗もんの数々。今回は何事もなく、うまく着れ、三年ぶりのネクタイもうまく〆られ準備も修了して即結婚式場に乱入した。

おりしもちょうど教会での親族参加による式がちょうど始まろうとしていて、やっと間に会ってよかったと、ほっと胸をなでおろす。「早かったですね」、と妹の旦那の姉から声がかかり、【はい、飛行の中で走ってきましたよ、はははっ】とぶちかましたつもりが、「そうですか、ありがとうございます」、っと滑ってしまった。やっぱ、結婚式って一種独特な雰囲気があり、皆さんはかなり緊張している様子で、アイスブレイクは見事に失敗。実の妹がくすっと、笑っただけで終わった。

あれやこれやで、式も無事に終わり、披露宴に突入。披露宴では、会場に入るときに入口で祝儀とはなむけを渡したら、即ウエルカムドリンクのそばを通り抜けねばならず、まるで、観光客がお土産売り場の通路を通らないと外に出れないような仕組みになっており、小生、仕方なく、スパークリングワインを手にした。(ほんとかいな?)席に着いたら、いきなり前の方のテーブルではビール瓶がころがり始め、新郎の会社の上役達の宴会かと見間違えるよな光景。大分では、【え〜っ、本日はお日柄もよく、、、それでは、○×部長さんの挨拶を賜り、乾杯の音頭をとらさせていただきます】とか、前振りがあって乾杯して宴会なのであるが、いきなりダンゴみたいな、いきなり宴会。なんていいとこなんだ、横浜は!大分も見習うべき、だけど、大分の人は酔っぱらうときっと収集がつかなくなるんで要注意だね、このシステムの導入は。新郎新婦入場!って司会の方がのたまたった頃には、前のテーブルでは空のビール瓶が十本くらい下げられてた、、恐れ入りました。。まあ、ほんとにいい結婚式で、スパークとワインと獺祭で喉を潤し、フレンチに舌鼓を打った次第。

結婚式の食事が事の他重く、夜、中華街に繰り出したものの、ほとんど飲めず食えずで、まるであたしらしくなかったなあ。考えてみたら、いつも芋の煮っころがし、刺身、塩焼き、豆腐とかの食べ物で脂っぽいのほとんど食べてないから、なれない胃が吃驚して、消化不良を起こしたんだろうな。いつもは俺が大気炎をはくのだが、そん時はいとこがかなり飲んで出来上がってた。中華街といってもあたしら庶民が行くような普通の店は、ここしかない!って言うほど特別旨いというわけでもなく、まあ大分でも同じかな、という状態。いとこにも会えたしほんとにいい夜だった。

一夜明けて羽田空港へ移動、昼の便に乗るべく、なのだが、今回ちょっと早目にチェックイン。実は、とある方からあそこの店がいいよ、と言われてて、ラウンジで新聞読んで、マッサージチェアに座って体調を整えた後、即12番ゲ−トに移動、この付近にある、すし屋に直行した。いい雰囲気で、すしも美味いし、なかなか粋な所。日本酒は本醸造でそれなりだけど、充分満喫した。羽田に行ったらここは外せないな。帰りの飛行機は爆睡で、気が付いたら広島の上。天気も良く、ほんとに奇麗でいい旅だったなと。

○介、○依ちゃん、幸せにね!!