ゆき

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東京で見る雪はこれが最後ね〜と、寂しそうに君がつぶやくう〜。

俺らおいさん世代で、この歌を知らんもんはおらんごと当時はみんなに歌われた。歌のへたくそなこん猪鹿おいさんでさえ、全部歌いきるし、ぐっとくるおいさんもおばさんもきっと多いはず。

ところが、ぎっちょん、今日、三月十六日に東京で今年初めての雪が降った。朝ちらちらと舞っていて、相当に寒かった。通常なら、名残雪の時期の雪。新幹線のホームで東京を去る人、見送る人、いろいろいるだろうけど、その光景と初雪じゃ、こんおいさんの中じゃやっぱちょっとイメージが違うなあ。地球温暖化っち、物理的だけじゃなくて、こげんところにまで影響しちょる。

飛行機の見送りっち、また違ったものだろうし、やっぱ俺らの世代は、駅のホームで、、っちいうのがイメージやねえ。。寂しいことに変わりは無いけどね。

出会いとわかれっちいうけど、、この時期は順番からいくと、別れと出会い。分かれんと出会えんやろし、出会いばっかでもないし、悲喜こもごもじゃね。

新幹線のホームで出発の【ぴろぴろぴろ〜】っちいうブザーの音と一緒にぼろぼろ泣きよる女の子を見ると、こっちまですっぱくなってしまうぜ。