やど

大分出張の時は、いつもこの鉄輪のしん○や旅館に泊まる。もうこの一年ずっと、ここか、陽○荘、もしくはサ○エ屋さん。

おかみさんの気風も良く、部屋も好みのところを用意してくれる。漫画があるのもいい。最近はここにある、"レモンハート"とかいうある BAR での酒の紹介も含めた物語をつい読んでしまう。

一寸前泊まったときは、おかみさんが、

(おかみ) うち、ちょっと疲れちょんのよ、明日やすんでいいかな?
(猪) ああ、いいでー、やけど、電気とかトイレは使えるんでな?
(おかみ) 当たり前っちゃ、ただ、なんもせんで。朝飯もつくらんけんな。
(猪) しかたねえな、、ゆるしちゃる

ってな具合で、で、当日出張先の、ずっと在籍していた工場から帰ってきたら、冗談じゃなく誰もおらんし、真っ暗のまっくらくら。おまけに鍵を置いて出たので鍵もわからず部屋にも入れない。こりゃ困った。で、携帯から電話して、おかみさんを起こして、鍵をもらい、
事なきを得た。

(おかみ) あら、あんた帰ってきたん?
(猪) そそそんな、、、、泊まってもいいんかな?
(おかみ) いいけど、明日も朝飯は抜きで、いいな?
(猪) はいっ。

ほんとに面白い宿。ほったらかしてくれる、でも心地いいことこの上なし。

又、最近、カードでの支払いが多く、現金を持ち歩くことが少ない状況なんで、いつもポケットには、四、五千円くらいしかなく、この前もチェックアウトの時、げげ、お金が無いと気づき、あわてて

(猪) お金ないんよ、ただにしてくれん?
(おかみ) あら、ないんな、又今度でいいわあ
(猪) 助かったー!みょうがを一杯食べちょってな
(おかみ) あんた、ヤジキタじゃねえんで、4万円っちかいちょくけんな

っち切り替えされた。こんな冗談が通じるのは、やっぱ年季がはいらんと無理かなーっち思うやけど、、ほんとにここは快適。でも、この前行って前の分を払おうとしたら、おかみが忘れちょって、大笑いした。また行くべー。