詳しいことは何も知らない世界のことだけれど、至極心地がいい。この場にいると、時間がゆっくり流れ、風の音とかおりが感じられ、そして、通り過ぎていく。なんとも贅沢な世界。正直どうやって飲んでいいのかわからないが、少なくとも、立ててくれた人にきちんとお礼は言えるかなと思う。
亭主と客しかいなく、上下の関係もなく、政治も、駆け引きも無い状態で話ができるのはこういう場所しかないと何かの本で読んだことがあるが、そういう状況はとつくづく必要だと思う。しがらみがあると判断を誤る。本音で話せる人がいて、そういう状態がある人は幸せだ。
