あっちーっ!

hideaki102004-09-18

猪鹿BAR のあるじ、今日から三日間、長野に修行の旅に出た。日々これ精進。三日後の成長した男子を見てほしい。

長野の戸狩スキー場にある、とあるレストランの改装手伝い、収穫見習い、子守、酒飲み修行である。諸氏曰く、酒飲み修行なんて、簡単やん!いいえ違います、半端じゃありません。労働の後の茶碗酒も相手によりけり、普通の人たちではありません。期待と不安で三時間半の長旅もあっという間に終わり、千曲川沿いの目的地に到着。お世話になる某民宿、スノー○○にわらじならぬ、ぞうりを脱ぐ。

早速、山小屋ブラザースルックに着替える。この服、捨ててもいいのだが、なんか着安く、汚しやすく、食べこぼしも、汗みどろも気にならない、かといって捨てることのできない、不思議な服である、もっとも奥方にとっては、迷惑このうえない服であるが。

【○○さん、後ろ側三センチくらい破れてますよ】
『涼しいから、やぶっちょんのや、気にすんな』

とにかくお気に入り、もっともライナスの毛布状態かもしれない。

さて着替えも無事に済み、某レストランへ行く。今日のあるじのミッションは壁の取り壊し、正面のペンキ塗りである。まず取り掛かる前に、工事期間中の安全祈願を含め、お酒をいただく。これはこっちの儀式らしい。ウエルカム!

ペンキを塗る前に表面をきれいにすり落とす。これにてこずり時間をくう。仕上げはお母さんならぬ、プロに任せる。後、内部の壁のメンテナンスでとりはずし手入れを、汗水たらしてやる。なんやかんやで早もう五時。今日はあまり仕事してないような。。
よし、今日はこれくらいで許してやろう、の一言で初日の仕事は終了。

さてこれから、近くの野沢温泉に温泉修行に出かけることになった。車で十分、恵まれたというか、すばらしい環境。実はここに来るまで野沢温泉がこんなにも近くにあるなんて、夢にも思わなかった。汗水たらして働けばいいこともある。風情のある坂の湯治宿が立ち並ぶ温泉街に到着した。どこの共同湯がいいのか皆目検討がつかないが、そこはさすが地元の F 師匠、熊の手洗い温泉に連れて行ってくれた。熊の御手洗い、、なんとまた奇妙な名前と思いきや、熊がおしっこしたのではなく、手を洗ったらしい。しかし、しかし、とてつもなく熱い!人も多く、あいてる湯船にも、とても浸かれない。隠すのも忘れ、裸で立ち尽くしていると、そっちは熱いんや、こっちの湯船にはいりな、と師匠から声がかかった。

二つある湯船は片方がとてつもなく熱く、片方が何とか常人が浸かれる温度であることを教えてもらった。なんでこんな極端に熱いのがあるん?温泉素人のあるじは疑問に思いながらやっと浸かる。なんともいいお湯である。

民宿に帰って痛飲した。ああ、長野、とがり、野沢温泉、最高!