く、くさや
某、お宅の庭先でくさやを焼いた。
その家のご主人 S さんが、嫌がるあたしも含めて皆さんを無理やり、力ずくでだまくらかして、【くさくないからあぁ〜】っと焼いた。。。
というのはうそで、嫌がる主人と皆をだまして、あたしが持ち込み、炙った。。ほんで逃げた、、、食い逃げならぬ、焼き逃げ。。
いやあ、くさいのなんのって、こんなん、初めてや。
せいぜい、多少の醗酵臭だろうとタカをくくっていたふしがあるおいさんだが、あにはからんや、見事なにおいだった、もう脱帽。たとえて言うと、、、牧場にアイスクリーム食べに行く途中、全然知らん家のすぐ近くでたちションをしたときに、そばにあった牛小屋の、醗酵したフンっていう感じ。(脈絡のねえ、話やけど。。。)
くされんじゃー隊員としてははなはだ情け無い限り。
だが、これも修行と思い直し、さすがに手ではつまめず、箸で口に運ぶ。う、うまいではないか。
くさいのを除けば、、(これがなかなか除けないんだけど)うまいやん!
くさいのとうまいのとはかりに掛けると、あたしの場合、やっぱくさい。
くれんじゃー失格か、、自信をなくしそう。俺の今までの十年はなんだったんだろうか。。
修行の道はつらく遠くかつ長い、かくも試練を与えてくれる。試練に打ち勝ったときにのみ、光がその向こうに見えるもの。克服したもののみに与えられる特権。っちくさやで光をみてもなああ、そんなんで見らんでもいいし、、くさやの向こうに光を、、っち人に自慢もできんし、克服したにしてもカッコよくねえし、、だけど、負けるのはいやだ。。
で、で、でもくさいんよ!猫も逃げ出したらしい。。。