おいらん

魁道中。以前行った日光江戸村で、いきなりでくわした。なんとまあ、華やかで時間のかかる行列かいな。金棒引きが地ならしをしながら前を歩き、カムロがその後に続く。花魁は勿体つけて、前に足を出すときは、その足を外側に廻して半円を描くようにして進めるので、一歩かわすのに30秒からかかる。花魁がいっぱいいた吉原は、天下ご免の色里で、ここでは俗世間と一線を画すために、言葉を変え、又、どんな金持ちだろうと、大藩のお大名だろうと花魁が気にいらなければ、宴座には、はべらなかったらしい。深川でチョキ舟に乗り川の上で逢引など、江戸はなかなか粋な遊びが多かったらしく、今でも品川などには屋形船などもあり、繁盛している。

書く言う私は一度は深川か新橋あたりで飲みたいと思うのだが、いかんせん誰か知り合いがいないと、一見さんはそう簡単には行けないし、そもそもおお代が半端じゃないらしい。。。。