ぶゆうでん

hideaki102004-10-23

武勇伝を思い出した。年に一回私らおいさん連中は某○平温泉に一年の垢を落としに行く。お題目は"ヤングおいさんのお泊り忘年会"である。某 N さん、(以前、ワープロの達人で登場した、生粋の大分県人、おいさんを地で行くツワモノであるが)魚が全くだめなくせに釣りには行くという殺生専門の釣り人。この人が宴会に来ると、魚は一切だめということになるのでこの人専用にお子様ランチのおいさんバージョンを特別に注文しなくてならず、若手のおいさん、もちろん私などではなくもっと若いやつがいて、通称"ぱしり"くんは苦労する。"ぱしり"くんといってもりっぱなおいさんで、頭も腹もそれなりに年季が入ってる立派なおいさん。

さて、N さん。彼は目の前に肉が並んでさえいればご機嫌というアブラギッシュな人である。囲炉裏で鶏肉、野菜などをつつきながら、馬鹿話に花が咲く。話も弾み、酒もすごし、ついつい、食べる量も増える。

Nさん曰く、おい、鶏肉追加してくれ、という一言で幹事さんは、鶏肉を追加注文。

"この鳥サシは旨いのう、なかなかいいやん"

【鳥サシなんか誰も来てねえで、なんで N さんだけあるん、ずりいなえ?】

"ほらこれや、お前も食べちみい"

【Nさん、そ、そ、そりゃ、焼いて食べるやつで、サシミじゃねえで】

宿のおやじ、
『い、い、いえ、うちのは、大丈夫です、これも久住産ですが、問題になったのは、
あれは、、、ちゃぼです、だから、心配せんでください』

一同ひっくり返る。同じ鳥やち思うんやけど。。

でも N さん、全然問題なく生きてます。頭はきっと毒にやられていると思う。