トリネタ

hideaki102004-08-24

以前行ったサッカー観戦記です。対東京ベルディ by 猪鹿BARあるじ

六月二十六日、トリキチおいさんこと、猪鹿BARあるじ、今日は大分トリニータの対東京ベルディ戦応援の為、味の素スタジアムへ行くの巻き。

気持ちは派準備万端整った。こっちに移ってから月いちのペースで away 廻りをやっている。私が行くと負けることが多いという人が多く、実際私の行けない大分スタでのホームゲームでは勝ち続けていた。(新潟戦から負け始めたが)こっちで行く試合では勝ったところを見たことが無い。やっぱりこのジンクスは認めるしか無いか、いやいや今日はものの見事に打ち砕いてくれるかもと心中ひそかに期するものがあった。試合に勝つだけではなく、私の応援の意味合いさえ左右してしまうのだ。今日は何がなんでも勝ってもらわにゃ、、と、行きの電車の中でスタメン予想。もっとも電車に乗るまでに新宿駅で迷ってしまい15 分もロス、初っ端からちびっとこけた。何回きてもおいさんは学習能力が身につかない。きっとこっちにいる間ずっと迷い続けると思う。私には自身がある。小田急線と京王線の乗り場を間違えるなんて田舎もん丸出しであるが、おいさん、逃げも隠れもしない正真正銘の田舎もん、これもいたしかたない。

聞いた駅員さん曰く、
【あのお、、ここは小田急線です。きっとそれは京王線だと思いますよ】
どうりで、ちょっと漢字が似てると思った。。

さて、まず今日は、てっぺいがでるのか、でれるのか、リッチーは?この中盤の選手たちがうまくかみ合わないと、また前線の選手が無意味に走らされ、疲れきって後半足が止まるような試合展開になりはしないかと心配する。またもうひとつの気になるところは永井である。古巣相手にモチベーションばりばりだし、彼は絶対出した方がおもしろいとも考える。負けが混んできているので新顔、たとえば、倉本、うっちーなんかも面白い。気分を変える意味でもそろそろ元気出して欲しいとも思うおいさんのスタメン予想は、結局以下の様となった、

(GK)高崎、(DF)サンドロ、三上、原田、倉本
(MF)てっぺい、吉田、永井、うっちー
(FW)高松、マグノ

ちょっと大胆かなと思ったが、けが人、イエローを考えるとこんな感じかなとも思う。結果、はずれはしたが、当たらずとも遠からずだった。

一方、アルディレス監督率いる東京ベルディには、平本、森本、こんなまだ高校生のなり立てを使わないと厳しい台所事情かと同情するというより、ここは若いのにすごい奴を抱えているとほめるのが常道であろうが、なんにしてもなかなか”はげつるぴっかん”の頭の似合う奴だ。サンドロとヘディングで競り合っている頭だけ見るとどっちがどっちかわからなくなるが、頭の年季は絶対サンドロの方が上である。髪様、、いや神様は知っているのである。果てはあの、明野出身の三浦あっちゃんがいる。一般的には三浦淳宏選手というが、おいさんは彼のことを、あっちゃんっと、、、かわいく言う。彼の奥さんがよくあっちゃんがね、あっちゃんがね、、と言うらしくおいさんもそれ以来そう呼ぶことにした、、、そう、あいつが大分トリに入団するまではそう呼ぶ!!あっちゃん、遠慮せんでもいいんだ、早く大分トリにはいれ。ほんとうに三浦選手は相当にうまいから早くきて欲しい。

話がそれた。試合に行く途中はどうも興奮してあちこち飛んでしまう。さて今日友人を誘い飛田給駅で待ち合わせしてるといるわいるわ、エムボマ #9 をきたおねえやらなんやらかんやら、さすがお膝元すごい。歩きながらビールを一本買い、飲みながら歩く。兎に角暑く汗びしょびしょである。こんな昼間の暑い時間に試合をしたら大分トリにはつらいなあとちょっと心配にはなってくる。

さてスタジアムに着き、入り口でしっかり検尿コップみたいなババ色の紙コップに移し変えゴール裏へ行く。前の方に陣取り、team east のちょっと横で再び生ビールも買いリラックス気分、やっぱりスタジアムで飲むビールは格別である。試合開始の笛までの時間は飛ぶように過ぎていく。スタジアムは鹿島と同じくそれなりにきれいであり、グランドから近く見やすいようになっている。今現在の J1 のホームスタジアムで行けるところにはなんとか行こうと考えてはいる。秋の新潟には、日本酒ツアーも兼ねて”日本酒とサッカー観戦、夜は日本海の魚と温泉でツアー”とかなんとかしゃれ込みたいが、おいさん今現在ふところ貯金は二万円と心もとない。新潟に行くのに一人で行くといえば、”ずるい”となるので、奥方様は温泉でゆっくりして頂くことにして、これからまた積み立て再開、おいさんは節約開始である。青春18切符は使えないのか、ちょっと調べてみよう。使えないような気もするが、青春 30切符とかあれば、何とか成るかなと自意識過剰に思う、がきっと猪鹿BARのおいさんには、壮年切符あたりがせきのやま。
  
日本で一番きれいと評判の札幌ドームに行けないのは残念というか、今の札幌の実力を考慮すると行けなくてありがたいというか、そういうことを考えていたら、はやキックオフである。

なんというか、お互い決めてを欠きながら前半はそれなりに過ぎていく。あまり面白い試合では無いな、、などと人ごとみたいに思っていると、いきなりコーナキック。いやな予感である。あと数分持ちこたえればゼロゼロで折り返せる。そうすれば後半勝負が賭けられると思っていると、サンドロがゴール前の混戦で相手の選手を引っ張ってしまった。それでなくとも大分の選手は審判に受けが悪いのにあれでは反即とられても仕方ないかなと思ってしまう。もっとうまくやれとはいえ無いが、、そう、服を引っ張るのは悪い、、服は!足を踏め、足を、、、なんて。いややっぱり反則は悪いと、、思う。正々堂々と服を引っ張れ、、いや、勝ってくれい!ちょっとくらい反則したって勝てばいいんや、、、とは思わない。。

さて PK をお決まりのように決められ、1点ビハインドで前半終了。さて、後半どう戦うのか、何とか勝って欲しい。誘った友人とも今日はかるいぜ、何しろ負け続けちょんから、これ以上底には落ちんし、そろそろ勝つでー、とは試合前の大気炎ではあったが、だんだん雲行きが怪しくなってきた。東京弁も少し使えるようになったが、大分弁が好きである。【君、いつまでたっても大分弁が抜けないよね、ああ、きっと今頃ぽんぎは一寸づりだよね】なんて、某あなた、かっこつけちゃいけない。丸出しだぜい!

ビールの酔いともあいまって選手交代もよく覚えてない感じになってきた。
そうこうする間にさらに二点追加された。やられっぱなし、今日は終わりかなと思い始める。それにしても相変わらずバランス悪い。相手がレッドで退場になってからも数の優位さを感じさせない。まあここでなんとか一点高松が返したがそれまで。最後の 15 分はそれなりに面白かったが、”トリニータの選手は動かんなあ”とは友人談。なかなか鋭い。前ではたいても周りがもらいに行ってやらんから孤立してしまう。もっとも大分トリの選手、戦い方を研究されているのも事実でここからが正念場。

帰りの電車で得意そうな東京 V サポがいた。おいさんは小さくなってなんかいないぞ、堂々と酔っ払って、うとうとと眠った。何が何でも2ステは頼むぞ、初っ端から、横浜 F マリだったっけ、どこでも一緒やどんとこい。大体トリはトリらしく戦っているんだからこれはこれでいい。今にみていろ、ジュビロに鹿島に、ええい、どこでもいいや。おいさんは応援するど。スタジアムに応援に行かないほうがいいんかなとかもう思わないことにした。

なんとか勝ってくれと、(だんだん弱気な表現になりつつあるかな)、、念じながらやっと床にたどり着く。おいさんの応援はまだまだ続く。